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ETCゲートバーが開かない

乗る前にチェックする

ETCというのは「Electronic Toll Collection System」の略で、「電子料金収受システム」のことを意味しています。
日本では1997年、小田原厚木道路で試験的にETCが開始され、2001年から一般利用がスタートしています。

有料道路で通行車両の料金を現金で払う手間が省けることからETCの利用者は増えていますが、バイクで料金所を通過しようとしてもETCゲートバーが開かないことがあります。
ゲートバーが開かないということはETC車載器の故障が考えられますので、一度このようなことが起こったらチェックしておくことが大切です。

ETC車載器の故障の原因として考えられるのは、「電源が入らない」「カードを認識できない」「ランプが点灯しない」といったようなことです。
家で試してみてこのような症状がある場合、取扱説明書をよく読んで解決策を探しましょう。
それでもトラブルが続くようであれば、バイクショップで相談してみることをおすすめします。

カードを認識しているか確認

ETC車載器がうまく作動しない場合エラーが出ますが、エラーには7つの種類があります。
このうち、「エラー01:ETCカードの挿入不良」「エラー02:ETCカードの読み込み異常」「エラー03:ETCカードの異常」「エラー05:ETCカードの情報異常」が出来る時はカードを認識していないわけですから、ETC車載器ではなくてカード側に問題がある可能性があります。

エラー01が出た場合、ETCカードを一旦取り出してからまたゆっくりと入れてみましょう。
案外、これで正常に作動するようになることもあります。

エラー02や03が出る場合はチップが損傷しているか汚れていることも考えられますので、ICチップ部分を乾いた柔らかい布で拭いてからもう一度試してみましょう。
ETCは非常に高度で複雑なシステムですから、ほんの些細なことでもゲートバーが開かないこともあり得ます。

開かない場合でも停車NGの理由

自動車に乗っていてETCゲートバーが開かない場合にはその場で停車して係員に誘導されるのを待つことができますが、バイクの場合には停車せずに通過することが義務付けられています。
ですからバイクに乗って入ってETCゲートバーが開かない時は、徐行でレーンを通過して一般車レーンに向かい、ゲートバーが開かなかったことを説明して料金を現金で払うことになります。

有料道路の入り口ではゲートバーが開いたのに、出口で開かない場合にはレーンを通過した後に駐車可能な場所にバイクを停め、料金の清算を行います。
時間がない時は、帰宅してから連絡してもまったく問題はありません。