観光スポットとして再注目されている「高尾山」
高尾山というと昔は地元の人の遠足スポットで、正直なところあまり人気のある観光地ではなかったようですが、フランス人向けの観光ガイドブックに掲載されたことがきっかけで、高尾山の人気が再燃しているようです。
そこで、気の合うバイク仲間と高尾山にツーリングがてら出かけてきました。
中央高速を八王子インターで降りたら、あとはすぐ高尾山に着きます。都内以外の場所から訪れる際も比較的分かりやすいです。
実は歴史深いパワースポット
高尾山は天狗を祀っており、信仰の場として知る人ぞ知る有名なところでした。
霊験に興味の浅い方は縁の薄い場所かもしれませんが、たくさんの参拝者が訪れる由緒正しいパワースポットだったのです。
自然のパワーもみなぎっていて、訪れるとよい気をたっぷり受けられそうですし、観光スポットも盛りだくさん。
せっかく来たのでしっかり観光してきました。
高尾山は手軽に登れる山、子どもやお年寄りも楽しめる
高尾山は高い山ではないので、登山もかなり余裕ではあります。
しかし帰りのツーリングを考えたのと、観光メインで楽しみたいことからケーブルカーを利用することに。
ケーブルカーを使うとあっという間に中腹まで着いてしまいます。
中腹から山頂までは徒歩で登りますが、観光地スポットのイメージが強いからか、ハイヒールで来ている人もいてびっくり。
さすがにハイヒールでは山頂まで行くのは厳しいので、ある程度しっかり歩ける服装で訪れることをおすすめします。
ツーリングファッションなら十分山頂まで登れますよ。
煩悩を取り除く「六根清浄石車」など見どころたくさん
薬王院にある「六根清浄石車（ろっこんしょうじょういしぐるま）」は、石車を回すことで煩悩を消せるといわれています。
石車は六面（六根）で構成されていて、目、耳、鼻、舌、心、体の感覚器を表しており、境内に18ヶ所あるのですが、この18ヶ所の石車をを6週ずつ回すことで、人間の煩悩の数と同じ108になり、煩悩を消し去ることができるのだそうです。
六根清浄石車のほかにも、強く念じながら潜ることで願いが叶うといわれる「願叶輪潜（ねがいかなうわくぐり）」や、仕事や人気で引っ張りだこになる「ひっぱりだこ」などのスポットを始め、本堂に祀られている倶利伽羅竜や八大龍王堂などの素晴らしい像は見応えがあります。
帰路は陣馬街道を通るのがおすすめ
高尾山を降り帰路につく際は、ツーリングをより楽しめる陣馬街道を通って帰ってみましょう。
道幅は狭いですが、交通量が少なく信号もあまりないので、走りやすい道なことと、ちょっとひなびた昭和っぽい景色を楽しめる、おすすめのツーリングロードです。