珍しく東京から京都へ帰ってきた次女夫婦、今日はめずらしくスーパーカブが朝早く
一人朝もやの中に佇んでいました。そしてしばらくすると次女夫婦が揃って起きてきました。
次女の旦那はブラジル人
次女は地元の教習所で運転免許の更新手続きに行くことにしたと言うので、
彼は思い立って一人京都でバイクを借りて行ってみると言います。
狭い京都、自転車でも一周できるのにバイクとなると一週間もあれば
京都市内の名跡すべて巡ることができるんではないでしょうか。
我々受身気質な日本人と違い、おおざっぱで陽気なブラジル人の彼は予め決めたりせずに
何でもフレキシブルに物事に対応します。いつも思いついたら即行動！
そういうところが次女のお婿さんとして頼もしいと思っていますし、
次女がプロポーズを受け入れた一番の理由なんではないでしょうか。
いつもアグレッシブで底力を持っていて、いざというときその
パワーを発揮するべく日ごろから積極的に動こうと心がけているのかしらん？
行動の早いハートの熱い人は愛情深いと思いますので私たちも安心です。
私がブラジルに行った時も彼の太っちょで豪快なブラジル人のお母さんと前日に一緒に過ごすことを
決め、当日いきあたりばったりでサイコロとかを振ったりして行き先を決めたことを思い出しました。
例えば１が出たら南極、２が出たらカムッチャッカ半島とか
西院でレンタバイクを借りて
さて次女の旦那であるブラジル人の彼は京都の西院にレンタバイクのショップが
あることをつきとめていました。京都の西院は京都の中心ともいえる土地。
ここからなら市街のどこへでも出て行きやすいです。
西院のレンタルバイク店ではヘルメットやバイクウェアーも貸してもらえるとのこと。
まさに至れりつくせりです！当日の朝にマップルの地図をコンビニでコピーして
9時半に重そうな荷物を背負って「キヲツケテイッテキマス」と出かけていきました。
その背中に何回もビーケアフル ! と私
（ちなみに次女は旦那がこれから旅立つというのにいっこうにまだ起きてきません）
彼の通ったルートは自宅から西院は阪急電車、そこから250CCのスーパーカブで
愛宕山化野や大原、鞍馬の里などの曲がりくねった山道をパークウエイに沿って登って下ってきて
京都市内を４日間かけて走覇。そして比叡山ドライブウェイで滋賀県へ、
琵琶湖が見えた海のように広大であまりにも美しくて感動したと全走行距離340km。
ところどころで宿をとってのんびりしてきたのか一週間バイクに乗り続けたとは思えない
こぎれいな姿で、少し日焼けして帰ってきました。
ケイタイにかかってきた帰宅時間の予定より帰るのが遅かったので出発の日に
あんなにぐうすか眠っていた次女は事故でも起こしていないかとヤキモキしていましたが、
帰ったらそんなことは一言も言いません。
私がそっとそのことブラジル人の彼に教えてあげたら、次女の愛を再確認したのか喜んで
無理に次女にハグしていました。彼も次女に会えなくて心配していたのでしょうか笑