サウナツーリングとは
近頃、ツーリングを楽しみながら目的地のサウナに行った後、その土地の美味しいものを食べて帰ってくるというサウナツーリングが流行しています。
サウナは健康に良い上にサウナ浴の後は食事も美味しくなると言われているので、ツーリングで疲れた身体にぴったりの目的地と言えます。
サウナツーリングのできるスポットは全国各地にありますから、週末を利用して行ってみるのがおすすめです。
数あるサウナの中でも特にライダーたちの間で人気が高いのが、静岡市にある「サウナしきじ」です。
しきじは24時間年中無休で利用できるサウナ・天然水風呂で、仮眠室を利用しての宿泊も可能です。
「サウナの聖地」とも呼ばれているしきじは静岡駅からバイクで10分ほどでアクセスでき、最近は女性ライダーの代表も増えています。
サウナ後は食事がおいしくなる！
サウナですっきり汗をかくと、それだけでかなりお腹が空いてきますので、できれば昼食前の午前中か夕食前の午後にサウナを利用するのがおすすめです。
サウナは非常に健康に良く、セッションを終えるといつにも増して食欲がわいてくるものですが、身体の吸収率が良くなっていますからサウナの後に高カロリーの食事をお腹いっぱい食べるのは体に良くありません。
もちろんツーリング途中ですのでお酒は厳禁ですが、それを抜いても冷たいビールを大ジョッキで飲むのも避けるようにしましょう。
野菜ジュースやフルーツジュースなどでビタミンとミネラルをたっぷりと補給することが大切です。
サウナに入ると健康になる？
サウナが誕生したのは北ヨーロッパのフィンランドで、その健康効果は古くから実証されています。
まず、サウナ室は高温に設定されているためサウナ浴をすることによって脈拍数が増え血圧も上昇します。
血管が拡張して心拍数も増えるので、筋肉を流れる血液も増加することになります。
サウナ浴をすると肩こりが解消されるとよく言われますが、これはストレスなどによって緊張し、血液が流れにくくなっている肩の部分の血流が良くなるからです。
サウナの熱を浴びることによって細胞内のタンパク質が損傷しますが、同時に「ヒートショックプロテイン」と呼ばれるタンパク質が生まれ、細胞を活性化してくれます。
サウナの健康効果を最大限に引き出すためには、サウナで温まるだけでなく高温のサウナ浴と水風呂を繰り返す「温冷交代浴」と休憩を定められた通りに組み合わせることが大切です。
というのも、サウナで芯から温まった体を水風呂で急激に冷やすことによって神経や血管に刺激が与えられ、体の働きが活性化されるためです。
このようにサウナで温まった体を水風呂で冷やすことで、湯冷めしにくい丈夫な体作りをすることができます。