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一人旅で日が暮れてしまった時は野宿する

いざという時のために野宿セットを用意する

ツーリングが好きなライダーには、主に2つのタイプがあります。
ひとつは数週間前から綿密な計画を立ててそれを実行するタイプ、もう一つは風の赴くままに特にスケジュールも立てずに出かけ、成り行きで野宿もするというタイプです。

性格的なものなのでどちらがいいというわけではありませんが、計画を立てないで出かける人は野宿セットを用意して出かける必要があります。
野宿セットで絶対に欠かせないのは、何と言っても寝袋とテントです。

道の駅のベンチなどで寝袋に入って寝ようと考えているのであればテントは必要ありませんが、キャンプ地などで星空を見ながら眠りたい人は多少かさばってもテントを持っていく必要があります。
テント選ぶ際には小型で軽く、設営が簡単で携帯性に優れたものにすることが必要です。

できればアルミ加工のしてあるマットも持参しましょう。
断熱性のあるマットなら地面からの湿気を防いでくれますから、安眠ができなくて夜中の道を戻ってくると言ったことにもなりません。

野宿で危険なこと

野宿というとなんとなくロマンチックな感じがしますが、蚊やブヨはもちろんのこと、様々な危険が潜んでいますから十分に注意する必要があります。
場所によっては暴走族などに襲われることもありますので、場所を選ぶ際にはその点を考慮しなければなりません。

また、夏であっても標高の高い所に行くと朝の冷え込みが厳しいので、十分な装備をしていかないと風邪をひいてしまうことになります。
気温はそれほど低くなくても、風の通る場所やいつも日陰になっているところも気をつけなければ寒さのあまり寝られないことがあります。

もう一つ忘れてはいけないのは、スマホのバッテリーです。
夜中にトラブルに遭遇した時に、スマホのバッテリーがなくなっているとどこにも連絡することができません。

おすすめの野宿スポット

安心して野宿するためには場所選びが肝心ですが、野宿に慣れていない人は道の駅を選ぶことをおすすめします。
道の駅では車中泊をしている人がたくさんいますし、何よりトイレで水が使えるという便利さがあります。
道の駅の中でも24時間休憩所と謳われているところであれば、寒くて外で寝れない時は中のベンチで休むことができますから安心です。

もう一つ、気兼ねなく野宿ができるのはキャンプ場です。
キャンプ場ではみんなテントを張って寝ていますから、危険な目にあう恐れもありませんしシャワーなどの設備も使用することができます。
橋の下などで野宿する強者のライダーもいますが、蚊が多いうえに水の音で一晩中眠れないこともありますので、シリコン製の耳栓などを持っていく必要があるかもしれません。