ナイトランの魅力
夜にバイクで走行するのは、昼間とは違った独特の解放感が味わえるものです。
夜は交通量も少なくなり、バイクにとって非常に走りやすいだけではなくて、普段はなかなか見る機会のない夜景やイルミネーションなども楽しむことができます。
昼間は仕事で忙しくてバイクに乗る時間がない方でも、ナイトランなら時間を気にせずに自由な走行が出来るのも大きな魅力です。
ナイトランなら渋滞での信号待ちに煩わされることもありませんので、クラッチの操作で疲れることもありません。
それに何より、夜は空気が澄んでいて涼しいというメリットがあります。
ですから、特に夏場などはうだるように暑い家の中でぐったりしているよりもナイトランに出かけるのが絶対におすすめです。
ナイトランの注意点
ナイトランには魅力がたくさんありますが、注意点は必ず守るようにしましょう。
まず、交通量が少ないからと言ってスピードを出しすぎるのは注意です。
夜に走行している車は普段よりもスピードを出していることが多いので、くれぐれも安全運転に気をつけなければなりません。
路面が濡れたり荒れていたりしても見えにくいので、注意が必要です。
夜間は予想以上に冷え込むこともありますので、防寒対策もしっかりとしてから出かけましょう。
特に春や秋は日中との気温差が激しくなる地域もありますので、「出かけた時には暑いぐらいだったのに走ってたら寒くなってきた」といったことにならないように、防寒具を持参することも大切です。
昼間目一杯仕事をしてれば、ナイトランに出かけると途中で眠気に襲われることも少なくありませんので、コンビニなどに立ち寄って休憩したり一服したりするのを忘れないようにしたいものです。
おすすめのナイトランコース
おすすめのナイトランコースの中でも、特に人気が高いのが「湘南平（高麗山公園）」です。
平塚や江ノ島の美しい夜景を眼下に見下ろすことができ、都内からもアクセスしやすいのがショウ平の特徴です。
横浜から出発するのであれば、国道1号線で平塚に向かうのが便利です。
湘南平からは国道134号線を使って夜の湘南海岸を走るロマンチックなコースもありますので、タンデムツーリングにもぴったりです。
お台場の「レインボーブリッジ」も、ナイトランには理想的なスポットです。
お台場海浜公園からはライトアップされたレインボーブリッジと高層ビル群の幻想的な景色が見えますし、首都高速11号台場線を通ってレインボーブリッジを渡り、芝浦ふ頭に行けば間近に迫力のある橋を見ることができます。
「恐竜橋」の異名を持つ東京ゲートブリッジも、夜間のライトアップが月によって色がチェンジするので何回行っても楽しめます。
ただし風の強い地点なので、お天気の状態をよくチェックしてから出かけましょう。