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反射器は外して大丈夫?

反射器の取り外しについて

自分の愛車をよりかっこよく見せたい、自分の好みに合わせたいと考えてカスタマイズをするライダーは多いものです。
純正パーツをよりデザイン性に優れたパーツに交換することでバイクにオリジナリティが生まれますし、乗り心地が格段に良くなるというケースもよく見かけられます。
ところが、こと保安部品に関してはカスタマイズに注意しないと視認性が悪くなったり、あるいは安全走行の妨げになったりすることがありますので注意が必要です。

例えば反射器はバイクの後方に取り付けられていて、安全走行には欠かせないパーツのひとつです。
後部についている反射器は正式名称を「後部反射器」と言い、道路運送車両法で装着が義務付けられています。
ですから、むやみに取り外してしまうと車検に通らないばかりか交通違反にもなりかねません。

後部反射器の基準

250ccを超えるバイクでは車検が義務付けられていますので、後部反射器を取り外してしまえばもちろん車検に通りません。
例え250cc以下のバイクでも、警察に見つかれば整備不良(尾灯等)ということで1点の違反点数と反則金が科せられてしまいます。
反射器に関しては取り付ける位置や大きさについても細かい規則があり、面積は10平方センチメートル以上で色は赤、取り付ける位置は反射器の中心点が地上から1.5m以下で、しかも下縁が地上から0.25m以上である必要があります。

バイクの反射器は基準の大きさをクリアしていれば問題ないので、縦2cm×横10cmなどのようにかなり細長いデザインのものを取り付けることもできます。
反射器を細長いものに取り替えるだけでもバイクのイメージがすっきりしますので、どうしてもカスタマイズをしたい人は大きさの異なったものを選ぶのもひとつのアイディアです。

おすすめの反射器

反射器はインターネットショップなどでも販売されていますので、好みのデザインのものを購入することができます。
スリムな形状の反射器として人気が高いのはデイトナの「スリムリフレクター」で、サイズは100mm×13mmとかなりスマートでおしゃれです。
ヨーロッパのECE規格とアメリカのSAE規格にも適合していて、価格も1,000円以下とリーズナブルです。
両面テープで貼り付けるタイプとM6ボルトで取り付けるタイプの2種類があります。

反射器をよりしっかりとバイク本体に固定したい場合には、同じデイトナから発売されている「スリムリフレクターキット」がおすすめです。
こちらは反射器とナンバープレートへの取り付け金具が一体になったモデルで、素材はアルミ製のアルマイト仕上げ、カラーは黒とシルバーの2色展開となっています。