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江ノ島でやられました

トンビに食べ物をとられた

爽やかな風を受けてバイクを走らせるツーリングはいつ行っても楽しいものですが、最近ツーリングの途中でトンビに食料をさらわれたという事件が相次いでいます。
特にトンビの被害が多いのは江の島や三浦半島の海沿いなどで、SNSでも「トンビに食糧を取られた」という投稿が続出しています。
江ノ島や三浦半島ではトンビなどの鳥類による被害はそれほど珍しくはないのですが、県外から行く人はそれなりの注意が必要です。
おにぎりやソフトクリームを手に持っていて、急降下してきたトンビにさらわれたというケースが少なくないので、ツーリングに出かける際には気をつけるようにしましょう。

トンビは人間の8倍の視力を持っており、手にしている食べ物が取られるだけではなく、食べ物と勘違いしスマートフォンなどを持っていくこともあります。
トンビはワシやタカなどと同じ猛禽類の一種ですが、警戒心が強く臆病な性格なので、人間を直接襲撃することはありません。

トンビに狙われないようにするには

トンビに狙われないようにするためには、ちょっとした対策を講じることが大切です。
屋外で何かを食べようとしているとき、上空にトンビが飛んでいるのを見かけたらできるだけそちらの方を見ながら食べるようにすると、トンビに急に襲われる心配が激減します。
日傘などをさして食べ物を食べるのも一案ですが、トンビがあまり多いようであれば屋外で食べるのはあきらめ、屋内で食事をするのが無難です。

トンビは頭が良く、食料を入れている紙袋などを見ると袋ごとさらっていくこともありますので、厚手の布製のバッグなどに食料品を入れていくことも大切でしょう。
日本には昔から「トンビに油揚げをさらわれる」といったことわざもあるくらいで、食料を持っていかれるケースは珍しくないのです。

キャンプ中も要注意

ツーリングの途中だけではなくて、キャンプの間も鳶などの鳥類に食料を持っていかれる可能性がありますので、トンビの多い地域では気を付けなければなりません。
キャンプ場でバーベキューの支度をしていて、バーベキューの肉を持って行かれたといった話もよく聞かれます。

トンビというのは、もともと水辺に生息している鳥で、魚や鳥などの死骸を食べて生きています。
ですから、内陸部でトンビの被害を受けることはあまりありません。
臆病な鳥とはいっても、後ろからいきなり襲撃されることもありますので、不意打ちを仕掛けられないようにするために海辺での食事は出来るだけ避けることも大切でしょう。

子どもや女性は特にトンビに襲われやすいので、その点も頭に入れて食事場所を決めるといいでしょう。
木陰などに座って食事をするのも、ひとつのアイディアです。