離島の給油所事情を知っておきましょう
離島でのツーリングを計画する際には、燃料の補給手段をあらかじめ確認しておくことが欠かせません。島内に複数のガソリンスタンドがある石垣島や佐渡島のような場所もあれば、1軒のみ、あるいはスタンドが存在しない小規模な島もあります。
営業形態も有人対応が多く、営業時間は短めです。日曜や祝日に休業する店舗もあり、観光地だからといって常に開いているとは限りません。そのため、出発前には営業日・時間・場所をしっかり確認しておくことをおすすめします。最近はGoogleマップやナビアプリでも営業状況を確認しやすくなっているので、事前チェックに活用してみてください。
特に小さな島では、燃料をドラム缶で管理していたり、地元の宿や商店を通じて分けてもらうような運用がされていることもあります。このようなケースでは、現地での人とのやり取りが重要になるため、当日任せではなく、事前の問い合わせや下調べをしておくと安心です。念のため、滞在先の宿に給油事情を確認しておくのも良い方法です。
ツーリング前の準備が走行中の安心につながります
離島でのツーリングは、給油タイミングを誤ると大きなリスクになります。出発前に給油所の場所と距離感を確認し、島内で1回の給油でどこまで走れるかを把握しておきましょう。特に長距離ルートを予定している場合は、燃費を想定した走行計画を立てておきたいところです。
持ち込みバイクの場合、フェリー移動中は給油ができませんので、船に乗る前に満タンにしておくことが基本です。レンタルバイクを現地で借りる場合でも、返却時の給油条件が設定されていることが多いため、指定されたスタンドの場所を確認しておきましょう。
また、携行缶の持参もひとつの選択肢です。ただし、船での輸送には制限がある場合がありますので、事前にフェリー会社の規定を確認しておく必要があります。ガス欠は機材のトラブル以上に致命的になりかねません。だからこそ、燃料に関しては少し慎重すぎるくらいの姿勢がちょうど良いかもしれません。
万が一に備えるための連絡手段と工夫
燃料補給の不安は、事前の備えだけでなく、万が一の時にどう動けるかでも変わってきます。離島では通信環境が限定される場所もあるため、スマートフォンの電波が入るエリアを把握しておくと役立ちます。バイク用ナビアプリやオフラインマップも事前にダウンロードしておくと、圏外でも自分の位置が把握できます。
また、宿泊先や現地の観光案内所には、地元ならではの情報が集まっています。スタンドの営業時間変更や臨時休業などの最新情報を把握していることもあるため、積極的に尋ねてみるとよいでしょう。
JAFなどのロードサービスは離島でも対応していることがありますが、到着までに時間がかかる場合もあります。いざというときに頼れる場所や連絡先を手元に控えておくと、精神的な安心感にもつながります。
給油の不安が解消されれば、あとは道を楽しむだけです。海を望むワインディングや集落の細道など、離島には本土とは一味違う風景が広がっています。燃料だけは余裕を持って、心おきなく景色と走りに集中できる旅にしたいですね。



