本田宗一郎ものづくり伝承館のおすすめ
KAWASAKIやYAMAHA、SUZUKIなど、日本のバイクメーカーはいずれも世界的に有名ですが、特にファンが多いのがHONDAではないでしょうか。
HONDAといえば、カリスマ的な魅力のある創始者の本田宗一郎で有名です。
静岡県浜松市には彼をメインテーマとした「本田宗一郎ものづくり伝承館」がありますので、HONDAファンのライダーはツーリングがてら一度行ってみるのもいいかもしれません。
館内には本田宗一郎の生き方や、HONDAの初期のバイクなどが展示されています。
明治39年である1906年、現在の浜松市天竜区に生まれた本田宗一郎の数々の名言なども館内に収録されており、興味深いひと時を過ごすことができます。
興味深い展示物の数々
本田宗一郎自らが開発に携わった古い車両なども展示されており、ホンダコレクションホール（ホンダ公式博物館）が所有している車両が不定期で入れ替えに展示されています。
伝承館の2階には「図書スペース」や「展示スペース」などもあり、展示スペースでは地元アーティストの作品なども垣間見ることができるようになっています。
伝承館は昭和33年から「天竜市庁舎」として使用されていた建物で、平成15年には登録有形文化財として文化庁に登録され、平成22年に現在の本田宗一郎ものづくり伝承館として落成オープンしました。
開館時間は10:00〜16:30、観覧料は無料で、定休日は月曜日と火曜日です。
ミュージアムショップでは、HONDAにちなんだレアなアイテムが買えますので、お土産にもぴったりです。
特におすすめなのは、バイクのプリントが楽しい「本田宗一郎ものづくり伝承館限定 浜松注染てぬぐい（ポンポン柄）」や「HONDA名車のイラストをあしらったクリアファイル」などです。
HONDAのキーホルダーやキャップ、ミニタオルなどもここで手に入ります。
本田宗一郎ものづくり伝承館周辺の見どころ
本田宗一郎ものづくり伝承館の周辺にはいくつもの観光スポットやグルメスポットが点在しており、合わせて回れば有意義な一日を過ごすことができます。
伝承館から歩いて10分のところにある「秋野不矩美術館」は、旧天竜市出身の女流日本画家 秋野不矩（あきのふく）の作品が展示されている美術館です。
漆喰の壁と三角の屋根が印象的な建物の設計は、建築家の藤森照信氏が担当しています。
名所旧跡が好きなライダーには、「二俣および鳥羽山城址」もおすすめです。
天竜川に守られるようにして建立された城址で歴史に触れたあとは、地元のグルメスポットで食事をするのも楽しいものです。
ラーメンやうなぎ料理の美味しいお店がいくつもあり、四季を通じて美味しい食事ができます。