北海道はデッカイドー!スピードの出し過ぎに注意
北海道のツーリングは雄大な大地と豊かな自然が魅力ですが、どこまでも続く道路ではスピード感覚が狂いやすくなります。
広大な大地に吸い込まれるように、ついついアクセルを開けてしまうライダーも多いのではないでしょうか。
しかし、市街地が近づくと制限速度が60km/hから40km/hに下がる場所もあるので、注意が必要です。
高速道路でも、速度超過には十分注意しましょう。
市街地付近や高速道路は速度違反の取り締まりポイントでもあるため、安全運転を心がけることが大切です。
給油は計画的に!ガソリンスタンド情報も事前にチェック
北海道は町と町の間が離れており、ガソリンスタンドがなかなか見つからないこともあります。
「次の給油所まで50km」と表示されていても、到着してみたら定休日だったというケースもあります。
給油のタイミングを逃さないように、早めの給油を心がけましょう。
ツーリングのルートが決まったら、事前にガソリンスタンドの位置や営業時間、定休日を調べておくと安心です
野生動物との遭遇に備えよう!安全対策と注意点
北海道では、シカが道路に突然現れることがあります。
驚いたシカは道の真ん中で立ち止まったり、車両に突進してきたりと大変危険です。
万が一、動物との事故に遭った場合でも適切な保証を受けられるよう、車両保険の内容を確認しておきましょう。
また、山間部や峠では、ヒグマとの遭遇にも注意が必要です。
近年はクマによる事故が増加しており、社会問題にもなっています。
特に冬眠明けや冬眠準備で活発になる4月~5月や9月~10月は遭遇リスクが高まるので、十分に警戒しましょう。
キタキツネから感染するエキノコックス症も危険です。
キャンプ場などでは食べ物の管理を徹底し、匂いを漏らさないようにしましょう。
食べ物の匂いはキタキツネだけでなく、カラスやワシ、ヒグマを誘引する可能性もあるので注意が必要です。
虫対策も忘れずに行いましょう。
北海道では、ハチやチョウ、バッタなどの虫が多く、走行中にぶつかることがあります。
大量発生することもあり、バッタの大群に突っ込んでしまうと、バイクやライダーが虫の死骸で覆われてしまうこともありえます。
シールド付きのヘルメットやジャケットを着用し、肌の露出を最小限に抑えてください。
フルフェイスヘルメットやシールド付きヘルメットが理想ですが、最低でもサングラスは着用しましょう。
あるライダーは、ジャケットの手首のジッパーを閉め忘れたためにハチが入り込み、刺されてしまったという怖い経験をしています。
このような事故を防ぐためにも、装備のチェックは怠らないようにしましょう。