レンタルバイクビジネスは成長中
レンタルバイクビジネスが最近、好調な伸びを見せています。
ライダーというと、ひところまでは自分のバイクを丹念に整備し、カスタマイズして乗り回すイメージがあったものです。
ところが最近ではバイクのレンタルもさまざまなメニューが登場し、利用者が増えてきました。
全国でレンタルバイクを経営している事業者は2018年の段階で220、車両数は約2800台となっています。
2013年と比較すると従業者の数は約1.3倍、車両数は1.5倍に増えていますので、確実に需要が増えていることがうかがわれます。
リターンライダーがバイクに触れるきっかけにもなる
レンタルバイクを利用する人の中には、リターンライダーが非常に多いのが特徴です。
十代・二十代の頃はバイクに乗っていたけれど、就職や結婚などをきっかけに持っていたバイクを売ってしまい、そのままたバイクに乗りたくなった時にまず利用するのがレンタルバイクだと言われています。
レンタルバイクの中には発売されたばかりの新モデルあれこれと試すことのできるショップもあり、リターンライダーが再びバイクに触れるには絶好の機械となっていることは確かです。
店舗に応じたサービスも魅力
立地やニーズに応じていろいろなサービスを展開しているバイクレンタルショップも多いので、最寄りのレンタルショップをを一度研究してみるのもいいかもしれません。
例えば東京都大田区にある「K ユーズド&レンタル東京」はカワサキモータースジャパンの直営店で、カワサキが市販しているバイク全機種の中から乗ってみたいバイクを選べる点が人気を呼んでいます。
バイク全機種はカラーも全色揃っているので、買いたいバイクがあるけれど実際に乗ってみてどんな感じか知りたいといった人にも役立ちます。
ニューモデルを発売日当日にレンタルすることができるのは直営店ならではのメリットで、「実際に乗ってみて足つきを確認してから購入したい」「カラーリングがどんな感じか直接目で見てみたい」といったライダーには理想的なバイクレンタルショップです。
レンタルはオンラインで受け付けるようになっていますので、24時間いつでも予約を入れることができます。
観光とバイクレンタルを組み合わせたタイプのレンタルショップも増えてきており、石川県金沢市の「バイカーズステーション金沢」では鉄道とバイクで巡る旅の楽しみ方についても提案を行っています。
女性ライダー同行して観光スポットやグルメスポットを案内するサービスもありますので、自分だけのオーダーメイドな旅行を楽しみたい人は早めに情報を入手しておくといいでしょう。
バイカーズステーション金沢はバイクの修理や点検も行なっているショップで、レンタルバイクの調整は万全です。