外国人観光客の間でツーリングが人気？
日本に訪れる外国人観光客は増加の傾向にあり、その用途は観光や買い物、グルメ巡りなどさまざまですが、その中で日本でツーリングを楽しむ外国人観光客も増えているそうです。
自国でもツーリングを楽しんでいるという人がほとんどだが、当初は一般的な外国人観光客として日本を楽しんでいたけれど、より日本の素晴らしさを感じるために、レンタルバイクを利用してツーリングをしながら日本中を巡っているというのですから、観光の形も変わってきたなと思いますね。
とある台湾人ライダーの日本ツーリング
日本旅行を趣味としている台湾人のご夫婦は、渡日回数20回以上という日本通のお2人です。
自国でも大型バイクを運転し、ツーリングを楽しんでいるそうですが、台湾は高速道路をバイクで走ることができないのだそう。
そのため、レンタルバイクを利用して日本の高速道路を2人でツーリングしているそうですが、その景色の素晴らしさや、日本人の運転マナーのよさに感動しているといいます。
その行動範囲はかなり広く、レンタルバイクで箱根を抜けて紅葉を楽しみ、伊豆まで行って温泉旅館で1泊、さらにライダーハウスで1泊するというのですからすごいですよね。
最近では、渡日の際は必ずツーリングで日本を回っているとのことですから、もうすっかり日本の高速道路にも慣れたとのこと。
別の台湾人ライダーは北は北海道、南は九州へ
仕事でたびたび日本を訪れていたという別の台湾人ライダーは、何度か訪れるうちにプライベートでも日本を楽しみたいと思うようになったそうです。
やはり台湾でもライダー生活を満喫しているようですが、日本でもツーリング経験はもう10回以上とのこと、関東はもちろん、北海道から九州までツーリング仲間と一緒にライディングしているとのことですから、日本の公道もお手のものというところでしょう。
こちらのライダーもバイクはレンタルを利用しているとのことですが、注目すべきはサポートカーの存在です。
サポートカーは、荷物を乗せてツーリングをサポートしてくれるサービスのことで、バイクレンタル店が提供しているサービスで、スタッフが車でツーリングに付き添ってくれるのだそう。
日本でツーリングを楽しむ外国人観光客は、どちらかというと富裕層が多いため、サポートサービスもきちんと利用してくれるので、レンタルする側も安心して貸し出せ、双方が安心、納得の上で利用できるのがいいですね。
ちなみにサポートカーは一部のレンタルバイク店で行われており、グループの場合に利用できるなどの決まりがあるようですので、検討されている方はまずレンタルバイク店に相談してみるとよいと思います。