レンタルバイクは、バイク選びの方法のひとつとして役立ちます。
バイクとの相性というのは、乗らないと分かりません。
同じアメリカンでも、必ず自分との相性があります。
レンタルバイクを利用すれば、実際に運転することができるので、
自分に合う・合わないがハッキリと分かります。
試乗感覚でレンタルバイクを使ってみましょう
バイクを購入するうえでのデメリットには、試乗できないことがあげられるのです。
一部のバイク屋では試乗用のモデルを用意していますが、ほとんどの場合は不可となっています。
まして、新車のバイクを試乗用に提供することはありません。
価値が下がってしまうからです。
レンタルバイクを利用する際は、
バイクのポジション、足つき、取り回しなども調べておきましょう。
ツーリング用にバイクを購入する方は、ポジションが楽なタイプにしたほうが絶対にいいです。
バイクには車のような背もたれがありませんから、
長時間運転するとかなりの疲労が溜まってしまうのです。
疲労防止するためにも、ポジションが楽なタイプを選びたいものになります。
足つきも調べておきましょう。
足つきは、シート高だけでは判断できないのです。
ビッグアメリカンは、比較的シートは低いのですが、エンジンが大きなタイプだと
横への広がりがありますから、結局は足つきが悪くなってしまうことが多いです。
これにはエンジンの形式も関係しています。
Vツインでは、前後にエンジンが伸びていますから、横への広がりはあまりありません。
そのため、足つきはよいのですが、直列4気筒などの横への広がりが大きなモデルだと、
同じシート高でも足つきはかなり悪くなってしまいます。
取り回しも大切な要素です。
大勢でツーリングをするならば、何かあったら仲間が助けてくれるかもしれませんが、
ソロツーリングではそうはいきません。
取り回し、引き起こしのできないバイクを購入してしまうと面倒です。
このように、レンタルバイクを利用すれば、バイクとの相性が分かります。
また、バイクの燃費を知ることもできます。
カタログ燃費というのは、理想的な条件かでの数値なのです。
普通に公道を走行していて実現することは難しいのです。
実際の燃費については、市街地、峠、高速などを走行してみる必要があります。
レンタルバイクを利用すれば、あこがれのビッグモデルに乗車することが可能です。
ハーレーやGLなどのモデルは、新車で購入すると300万円くらいします。
レンタルバイクならば、これらのモデルのレンタルも可能なのです。
レンタル料は通常のビッグバイクの2倍程度となっていますが、
実際に運転できるメリットは大きいです。
レンタルバイクを返却する際のマナー
なお、レンタルバイクを返却する際は、ガソリンを満タンにするようにしましょう。
これはマナーです。
レンタルショップからなるべく近いガソリンスタンドを探して、満タンにしておきましょう。
たまに、ショップから離れたスタンドで満タンにして返却するといった方がおりますが、
これはショップ側からすると気分のよいものではありません。