超人気モデルとして知られる FXSBブレイクアウト
ハーレーダビッドソンシリーズの中でも、多くのライダーから人気を集めたのが、FXSB ブレイクアウトです。
ソフテイルファミリーのFXモデルとして誕生したスタンダードモデルとして知られ、正当な伝統後継車として、その姿を現しました。
チョッパースタイルを基板とするモデルに、ソフテイルフレームを組み合わせた王道スタイルではありますが、その王道こそが、逆に良いとされています。
240ミリのワイドタイヤに、非常に特徴的で攻撃的なドラッグバー-、そして、フォワードコントロールと言う組み合わせが、ライダーを魅了します。
これだけ癖がありそうな見た目にもかかわらず、非常に快適な乗り心地が特徴で、試乗をしたライダーからは衝撃の声が上がっています。
人と同じように、バイクも見た目では判断が出来ないと言っても過言では無く、快適な乗り心地のギャップが、逆にファンを作っているといっても過言ではありません。
安定性が高く、高速道路に最適
FXSBブレイクアウトでは、低い重心はもちろん、240ミリのワイドタイヤが設置されており、ずっしりと安定した走りを行なう事が出来る点が特徴です。
直線番長の異名もあるほど，直線では非常に爽快な走りをしてくれますので、高速道路などを始めとした場所では、特に高い効果を放つでしょう。
そのパワフルな走りは風などで煽られるような事も無く、突進するモンスターのように、他に影響されません。
多少の横風でも影響されず、堂々と走り続けることが出来るタイプが、FXSBブレイクアウトの大きな特徴であると言えるでしょう。
現地ではハイウェイ向きのバイクとしても知られ、非常にパワフルな走りを見ることが出来ると話題になっています。
コーナリングの難しさが街乗りには不向き？
直線では他を寄せ付けない圧倒的なパワーと安定性を持って走ることが出来ますが、車重の分、コーナリングに苦労するというライダーも少なくありません。
いつもと同じ感覚で曲がろうとすると、なかなか車体が傾かず、曲がりきれないという場合も多いでしょう。
このモデルは基本的に、曲がることを最初から放棄しているような作りになっていますので、コーナリングには非常にコツが必要と言うことを忘れてはいけません。
直線のスピードのまま落とさずに入っていくと、間違いなく衝突します。
そしてどうしても性質上、ストップ＆ゴー向きの車体では無いため、街乗りにはあまり向いていません。
ツーリングの際に、高速ではなくほとんどが街乗りの道を行くようであれば、別のバイクをレンタルした方が良いでしょう。
あくまでブレイクアウトは、直進のパワーが魅力的な商品と言うことを忘れてはいけません。