スリムな見た目が印象的なFLSソフテイルスリム
ハーレーダビッドソンシリーズは、圧倒的な力強いモデル、見た目が比較的ごつごつとしたモデルが多いことが特徴です。
が、ソンなイメージを払拭するような、繊細で小柄、スリムなデザインで知られているのが、FLSソフテイルスリムでしょう。
ハーレーダビッドソンシリーズの中でも1、2を争うほどのスリムさ、一見ハーレーダビッドソンシリーズとは思えないような見た目が、大きな特徴です。
1950年代のハーレーダビッドソンを象徴するような、クラシックカスタムボバースタイルを取り入れたのが、FLSソフテイルスリムと言われています。
ですがその見た目のスリムさとは裏腹に、パワーはハーレーダビッドソンシリーズそのまま。
排気量は1584CCで、空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ“ツインカム96B”が搭載されていることが、大きな特徴です。
車重は318キロ、比較的軽めに設計されており、そのスリムさの見た目そのままであると言えるでしょう。
ABSシステム搭載で、ツーリング時も安心
そんなFLSソフテイルスリムですが、ABS（アンチロックブレーキシステム）が標準装備となっていますので、万が一の時にも安心出来ます。
ついつい、ふとした瞬間にブレーキをかけてしまう事も多いですが、ABSが搭載されていないバイクの場合、大きな転倒事故に繫がる可能性があるでしょう。
レンタルをする際にはどのバイクでも、出来るだけABSが搭載されている物を選ぶようにしないと、非常に危険です。
特に、ツーリング時など、長時間乗るという場合。
疲れてくると集中力が乱れてきて、つい間違ってフルブレーキをかけてしまうような事態に陥る事もありますので、十分注意をしないといけないでしょう。
無駄のない軽量化されたボディが、走りにもダイレクトに影響
一切無駄を省いた、洗練されたボディこそが、FLSソフテイルスリムの大きな特徴です。
一切の無駄を省いて必要な部分だけを残して軽量化することで、ストレスのない爽快感のある走りをゲットすることが出来ています。
ソフテイルのラインナップの中でも、FLSソフテイルスリムは、最も軽いとして知られ、その軽さが、爽快な走りを生み出していると言えるでしょう。
また、クロス型ハンドルバー、前後16インチのスパークホイールなどもポイントで、ソフテイルスリムの土台を作り上げ、走りやすさに拍車をかけています。
このように、見た目の細さとは裏腹に、しっかりとした走り、爽快感のある走りが特徴的で、伝統と新しさを見事にマッチさせた、伝統の継承と呼ぶにふさわしい仕上がりになっているでしょう。
日本人でも足つきが良い、安定して乗りやすいというのも、大きな特徴と言えます。