花と景色を一緒に楽しめるスポットを走ってみましょう
春は、ツーリングにぴったりの季節です。とくに、花が見頃を迎えるスポットでは、バイクと一緒に写真を撮りたくなるような景色に出会えることもあります。たとえば、静岡県の「家山の桜トンネル」は、桜のアーチの下を走れることで知られています。約1kmにわたり桜並木が続き、満開の時期はまさにトンネルのような光景です。
香川県の「紫雲出山」も、瀬戸内海と桜の共演が楽しめるスポットです。山頂までの道はやや細いですが、登りきった先に広がる眺めは格別。カーブが多いので、走るときはゆっくりと進みたいところです。
埼玉の「見沼田んぼ桜回廊」では、都市近郊とは思えない静かな環境で桜並木を楽しめます。全長20km近くにわたり桜が植えられていて、のんびりと景色を眺めながら走るにはちょうどいい距離です。
ツーリング中に気をつけたい春の道路事情
花の季節は人の動きも増えるため、交通量の多い時間帯や場所では混雑が予想されます。とくに人気の桜スポット周辺は、クルマもバイクも集中しがちです。早朝に出発するか、平日を選ぶと、比較的ゆったりと走れるでしょう。
また、春先の道路は、冬に凍結していた場所が緩んでいたり、路肩に小石や砂が残っていることもあります。山道を走る場合は、スリップしやすい路面にも注意しておきましょう。
バイクの冬眠明けという方も多い時期ですので、出発前にはタイヤの空気圧やオイル、チェーンの張りなどを一通り点検しておくと、トラブルを防げます。せっかくの春ツーリング、気持ちよく走るためにも準備を怠らずに出かけたいですね。
写真に残したくなるスポット選びのポイント
春のツーリングでは、走る楽しさに加えて、花とバイクの写真を残したくなる場面も多くなります。そんなときは、道路脇に一時停止できる広さがあるかどうか、背景に人や建物が写り込みすぎないか、といった点にも注目してみてください。
たとえば、大分県の「由布院・大分川沿い」では、桜と菜の花の共演を楽しめるエリアがあり、由布岳を背景にした写真も撮れます。川沿いの未舗装路までバイクで近づける場所もあるので、構図にこだわる人にも人気です。
長野県の「高ボッチ高原」は、標高の高さと視界の広さから、富士山や諏訪湖まで見渡せる絶景が待っています。桜の名所というよりは眺望スポットとして知られていますが、春の透明な空気のなかでの一枚は記憶に残る1枚になるかもしれません。
写真を撮るときは、通行の妨げにならないような位置に停めることと、周囲の安全確認も忘れずに。愛車との一瞬を記録に残す時間も、春ならではの楽しみ方のひとつです。



