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タイヤがパンクした時の対応と応急処置法

パンクの主な原因と日頃からできる備えについて

タイヤのパンクは、ツーリング中でも街乗りでも突然起こる可能性があります。原因として多いのは、釘やガラス片などの異物が刺さるケースです。特に路肩を走ったあとなどに、知らないうちにスローパンク(徐々に空気が抜ける状態)が始まっていることもあります。

そのほか、空気圧不足のまま走り続けた結果、タイヤ内部が傷んでパンクに至ることもあります。タイヤそのものの劣化や亀裂、ホイールの歪みも空気漏れにつながりますので、見た目で分からない異常にも気づけるようにしておきたいところです。

対策としては、出発前の空気圧チェックやタイヤ表面の目視確認が基本です。月に一度は空気圧を測る習慣をつけておくといいでしょう。サイドウォールのヒビ割れや、溝の減り具合も忘れずに確認しておきましょう。日常点検の積み重ねが、いざというときの落ち着いた対応につながります。

応急処置に使える道具とその使い方

万が一パンクした場合に備えて、応急処置用の道具を持っておくと安心です。最近はパンク修理キットがコンパクトにまとまっており、ツーリングバッグにも入れやすくなっています。

たとえば、スプレータイプの補修剤は、タイヤ内に噴射するだけで小さな穴を一時的に塞いでくれます。修理材と空気が一緒に入るため、作業がシンプルで済むのが利点です。ただし、有効なのはトレッド面(接地面)の比較的小さな傷に限られます。側面の損傷や裂け目には効果がありません。

チューブレスタイヤなら、リペアキットでゴム製のプラグを挿し込む方法もあります。工具を扱う経験があれば、こちらのほうが耐久性を期待できますが、慣れていない場合は無理をせずプロに任せたほうがよいでしょう。いずれにせよ、応急処置はあくまで一時的な対応ですので、安全な場所まで移動できたら、速やかに専門店で修理または交換を依頼するのが基本です。

自力対応が難しいときの連絡手段と判断のしかた

走行中に明らかな異常を感じたり、タイヤの空気が急に抜けてしまった場合、場所によっては自力での修理が難しいケースも出てきます。そんなときは、落ち着いて連絡先を確保し、プロに依頼することを考えましょう。

JAF(日本自動車連盟)や、任意保険に付帯するロードサービスは、全国の道路でサポートを受けられる体制が整っています。スマートフォンで位置情報を伝えられると、現地への到着もスムーズです。電波が届かないエリアでは、紙の地図や現在地の目印を把握しておくと役に立ちます。

また、高速道路上では自力での修理は避けた方が安全です。非常電話やSA・PAに避難し、管理会社またはサービスに連絡するようにしましょう。場所・状態・連絡先を事前にまとめておくと、いざというときの対応に余裕が生まれます。